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副業詐欺はどんな手口で騙してくる?騙された時の対処法も解説

収入がなかなか上がらない中で、物価上昇や増税、老後2,000万円問題など将来を不安視し、副業に興味を持つ方が増加しています。
副業を許可する企業も増えていることから、今後ますます副業を行う人は増えていくと考えられるでしょう。
副業人口の増加と並行して、副業を始めようとする人をターゲットにした副業詐欺も増加しています。
今回は、副業詐欺の特徴や手口について紹介するとともに、万が一副業詐欺に遭ってしまった場合の対処方法も併せて解説します。
これから副業を始めようとしている方や、現在取り組んでいる副業が詐欺かどうか心配な方も、ぜひこの記事を参考にしてください。


■急増中!副業詐欺とはどんなもの?

副業を始める前に、まずはどのような副業詐欺が横行しているのかを知っておく必要があります。
副業詐欺とは、副業を始めようとしている人に対して行われる詐欺行為です。
副業に必要な投資として高額商品を買わせたり、偽の投資話を持ち掛けたりするなど、副業を介してお金を騙し取ろうとしてきます。
SNSで「スマホ1つで簡単に稼げる!」「誰でも高収入になれる」など、副業の広告を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
また、金銭だけでなく、個人情報が流出される点でも注意する必要があります。
なぜなら、業者間で「騙しやすい人物」として情報を共有される可能性があるためです。
大切なお金を守るためにも、副業詐欺の特徴や手口をきちんと知っておきましょう。


■よくある副業詐欺のパターン5つ

代表的な副業詐欺の特徴やパターンを知り、どのような手口で引っかかってしまうのかを確認しましょう。


情報商材などの高額商品や講習料の請求

「簡単確実に稼げる方法教えます!」などと謳い、初めは無料だったはずが最終的に情報商材を紹介され、高額請求されてしまう詐欺です。
このノウハウがあれば稼げると案内され、自然と購入する流れとなり、購入後に情報どおりに行動しても稼げないというパターンが横行しています。
副業サイトにその件について問い合わせると、「もっと良い商材がある」とさらに追加で商品を買わされるケースもあります。


・投資や資産運用の勧誘

「必ず儲かる」と投資や資産運用の話を持ち掛けられ、高額の支払いを請求される詐欺です。
儲かる投資話がSNSなどを通じて紹介されます。
必ず預かった元金よりも増えて返ってくる話だったのに、投資費用を支払うと連絡が取れなくなったり、投資専用のサーバー代金として金銭を請求されたりすることもあります。
知り合いから美味しい話だと誘いが来たとしても、アカウントが乗っ取られていて本当の知り合いではない場合もあるでしょう。
基本的に「確実に儲かる」投資は存在しないので、そのように誘われた時点で副業詐欺と考えた方が良いです。


・ネット通販の運営代行

インターネット通販の運営代行を行う際に、金銭を騙し取られる詐欺です。
簡単に儲かる商品やシステム、ホームページを提供するとして、商品の代金や運営費を請求してきます。
「月15,000円、3年契約の運営で売上の全額を受け取れます」などと提案し、一括で作成費用が請求されます。
支払い後に連絡が取れなくなるケースが多く、泣き寝入りになる可能性が高いです。


SNSを利用した簡単な仕事、スマホ副業

副業がしたくても専門知識がない、初期投資が難しいという方が被害に遭いやすい副業詐欺です。
スマホだけでOK!簡単高収入」「クリックだけで○万円」「リポストした方の中から現金プレゼント」など、SNSを経由としたものが挙げられます。
クリックすると、詐欺サイトやメルマガ登録、悪質なアフィリエイトにつながる場合が多いです。
「今なら5万円差し上げます」といった内容でメールアドレスを登録させ、初期費用を請求されるケースもあります。
被害者は「今後登録料以上に稼げる」「5万円のキャッシュバックもある」と考え、先に初期費用を振り込んでしまうのです。
「インスタで写真投稿するだけで○○円」「LINEスタンプを押すと○○円」なども同様に副業詐欺の可能性が高いため注意しましょう。


・輸入商品のネット販売事業

インターネットが発達し、誰でも日本以外の国から安価に商品を手に入れることが可能になりました。
輸入商品をネット販売すれば稼げると勧誘し、仲介料やコンサル料などを請求する詐欺も増えています。
実際、副業として輸入商品をネットで販売するビジネスも存在するので、やり方を知りたいと考えて詐欺被害に遭ってしまう方も多いです。
輸入商品の取り扱いには、関税など専門的な知識が必要となるため簡単なものではありません。
「ノウハウさえ知れば簡単に稼げます」と謳っている広告は、詐欺の可能性が高いと認識しておきましょう。


■副業詐欺かどうかを見極めるには?

副業詐欺の特徴を押さえていても、上記で紹介したような詐欺とは異なる巧妙な手口の詐欺も存在します。
知らぬ間に引っかかっていたということがないように、副業詐欺を見極めるポイントについてご紹介しましょう。


・事前に支払いが発生する場合は受けない

悪徳副業サイトの多くが、初期費用として仕事を始める前の段階でお金を請求してきます。
登録前に初期費用が必要かどうかの確認をしましょう。


・運営会社の詳細がわからない場合は受けない

副業運営会社や担当者名を検索し、実在するか確認しましょう。
架空の会社名を使っていたり、ヒットしても会社のジャンルや問い合わせ先が異なっていたりする可能性があります。
また、実際に被害に遭った方たちがSNSで被害報告や注意を呼び掛けているケースもあります。
実在していても、公式のホームページや口コミを参考に信用していい会社なのかを判断しましょう。


・よくわからない仕事は引き受けない

案内された仕事内容が詳細でない場合も注意が必要です。
初めは無料とされていても登録後に利用料を請求されたり、商品購入が必要になったりする場合があるからです。
「一瞬で○万円!」「誰でも稼げます」などをアピールし、具体的な仕事内容がわかならいものは怪しいと考えましょう。
本当に誰でも簡単に稼げるのだとしたら、犯罪に巻き込まれる危険性もあります。


・「必ず」「絶対」「確実」など極端な表現をする広告は疑う

メリットばかりを並べる過大広告も、副業詐欺の勧誘である場合が多いです。
仕事だけではなく、投資関連の勧誘も同様なので儲け話には注意しましょう。
リターンだけが多く、リスクのない投資は存在しません。
確実に儲かる話であれば、詐欺案件だと考えましょう。


■副業詐欺に遭ったらどうする?!6つの対処法

副業詐欺の特徴を押さえていても、知らない間に副業詐欺に遭ってしまうケースも考えられます。
万が一副業詐欺に遭ってしまった場合、どのような行動を取れば良いのでしょうか?
ここでは、実際に被害に遭った際の対処方法について6つご紹介します。


・クレジットカードの利用を停止する

副業案件でクレジットカードの登録をしている場合は、利用停止の手続きをしましょう。
クレジットカードを停止することで、被害を最小限に抑えられます。
緊急性が高い場合は、24時間受け付けている電話窓口を利用しましょう。
また、契約時にクレジットカードの詳細を入力した場合は、念のためカードを再発行しておくことをおすすめします。


・運営サイトやグループと連絡を取らない

登録料や情報商材などでまだ支払い手続きが終わっていない場合、特に有効な方法です。
連絡を絶つことで、再度請求されることを防ぐ効果があります。
その後も頻繁に請求が続く場合は、消費者センターや警察へ相談しましょう。
既に料金を支払ってしまった場合には連絡を絶つのではなく、詐欺業者の情報を集めるように動きます。
その後の警察や法律事務所に相談する際に有力な情報となるでしょう。


・消費者センターや消費者ホットライン、地域の相談窓口へ連絡する

詐欺に遭ったか不安な場合は、消費者ホットラインや消費者センターへ連絡すると良いでしょう。
相談に乗ってくれるだけでなく、返金の具体的な手続きも教えてくれます。
消費者センターの問い合わせ先がわからなければ「188」に電話をし、消費者ホットラインを利用すると良いでしょう。
問い合わせの際は、契約内容や被害額、支払い履歴などの情報を準備しておきます。


クーリングオフ制度を利用する

契約からまだ日が経っていないのであれば、クーリングオフ制度を利用しましょう。
クーリングオフとは、一定の期間内であれば、無条件で契約解除や申し込みの撤回ができる制度です。
副業詐欺では20日間を期限とする場合が多いので、期限内であるかを確認し、書面にてクーリングオフ制度を利用します。
その際、内容証明郵便を利用してクーリングオフ請求を立証できるようにしておくと良いでしょう。


・警察へ連絡する

緊急性が高く、被害額の大きい場合は早急に警察へ連絡しましょう。
警察に通報し、被害届を提出することで返金を受けられる可能性があります。
たとえ被害額が少額であっても被害件数が多いほど問題解決は早まるので、諦めずに被害届を出しましょう。
「110」番に電話しにくい場合は、相談専用窓口「9110」番を利用すると良いでしょう。


・法律事務所に相談する

消費者センターや警察に連絡しても返金請求への働きかけは低いのが実情です。
返金を望むのであれば、法律事務所に相談することをおすすめします。
専門知識のある弁護士であれば被害から考えられる詐欺を特定し、契約解除やクーリングオフが可能かなど、正確に判断してくれるでしょう。
また、返金請求の際は業者との交渉が必要になります。
当事者同士だと相手は詐欺のプロなので、返金を要求してもこちらに法律の知識がなく、泣き寝入りになる可能性もあります。
しかし、法律事務所に依頼すれば被害者に代わって交渉してくれるので、心強いでしょう。


■副業詐欺の被害に遭わないように注意!

今回は、副業詐欺について、その特徴や手口、詐欺に遭ってしまった際の対処方法について紹介しました。
不確かな情報元から「簡単に稼げる副業」として紹介された場合は、この記事を参考に詐欺の手口かどうかを確認してください。
詐欺被害は、時間が経つほど業者との連絡がとりづらくなり、返金してもらえる可能性も低くなります。
副業詐欺の可能性が少しでもあるのであれば、早めの対策が肝心です。
警察や消費者センターでは相談にはのってもらえますが、時間もかかり返金に向けて動いてくれるとは限りません。
解決を目的としているのであれば、詐欺被害を専門とする弁護士や司法書士の利用も検討することをおすすめします。